はじめに
彼女の誕生日にLe Restaurant Shinji Kogaに行ってきました。
凄く素敵なお店だったので、是非読んでください!(※写真は全て彼女撮影)
ディナーコース
今回は「【スペシャルコース ラ スペーブ】Chef珠玉の料理」というコースを予約しました。
ペアリングみたいなのありますか?と注文したのですが、恐らく下にあるワインコースを追加で注文。
シャンパンはピノ100%だったかな?丸みのある酸味とフルーティーな香りでごくごくと。。。
アミューズ
アミューズは冷たいものと温かいものがそれぞれ3品ずつ。
Amuse Froid Amuse Chaud
冷たいアミューズは、冷たいというより常温。流石に冬に冷たいもの出てきたらびっくりする(笑)
スミイカのカリカリムース 白子のタルトタタン モッツァレラチーズの球とサブレ
冷たいアミューズは口当たりが全部違っていて面白い。
カリカリムースはサクサクではなくカリカリで、タルトタタンはさくさく。サブレはしっとり。
味は言わずもがな美味かった。
鴨とアンチョビのクロケット 三河産赤鶏の悪魔風 ブータンノワールのパルフェ
温かいアミューズも食感が全部違って楽しい。
口の中に入れた瞬間、ほろほろと具がほどけるクロケット。見た目によらずぷりっとした赤鶏。濃厚でクリーミーなパルフェ。
まーどれも美味い上に、シャンパンに合う。さいこー。
アントレ
アントレの前にパンとワインが運ばれてきました。
ワインは口当たりが柔らかくて後味がすっきりとしたものでした。
パン アントレのためのワイン
アントレは全部で2品。
1品目はフォークを入れるとゼリーの中から半熟卵が溢れ出てきて、それをソースのようにして手長エビを食べる。まろやかな風味としっかりとしたエビの存在感が良かった。
キャヴィアと半熟卵と手長エビのスモークしたゼリー寄せ 活きアワビのフライ ケッパー、赤ピーマン、セージのソース
2品目のアワビとラッパ茸、赤ピーマン、セージと食感の異なる食材が上手く合わさっていて、口の中に入れた後、どのタイミングでも美味い。
ポアソン
お次のワインは味と香りのしっかりしたワイン。口の中をリセットしてくれる。そんなワインでした。
ポアソンのためのワイン 三河湾産アンコーとジャガイモのロースト 白ワインソース
ぷりっとした後、ふわふわと口の中でほどけていくアンコーがとにかく美味い。
食感だけでなく、ソースとジャガイモが最大限にアンコーの旨味を感じさせてくれる。素晴らしい。
ビアンド
ビアンドのワインは酸味が強く、重たそうな香りで、味も濃いのに後味はすっきりと渋みのない飲みやすいワインでした。
ビアンドのためのワイン 蝦夷産仔鹿のロースト 血液を加えていないシヴェのソースとカカオのヌイユとフォアグラ
仔鹿のローストはナイフがすっと通る柔らかさで筋はいっさいない。噛むと甘みのある脂がじわっと出てきて美味い。フォアグラを載せて贅沢に頂きました!
卵に包まれた牡蠣はふわふわで、ソースは表現しきれない味わい。美味かった!
彼女の調子が悪かったようでかなり酔ってしまったため、ワインはここでおしまいにしてもらいました。デザートのワインもあったのかな?
冷たいタオルや常温のお水などを何度も用意してくださり、気遣いがとても嬉しかったです!
デセール
デセールはしっかりと3種類。
栗のソルベは液体の状態で運ばれてきて、液体窒素を使って自分の手でかき混ぜる演出。
赤ピーマンだと思わずに美味しい棒を食べたと思っていたのですが、赤ピーマンだったんですね。今記事を書いていて気が付きました…
お米のプリン、栗のソルベ
赤ピーマンとアーモンドのコルネ洋ナシ、ムラング、レモンのタルト
グランドデセールのタルトは、下がタルトではなくマジパンのような感じ(何て言ってたのか忘れた)。甘すぎず、素材の甘さと酸味で勝負!という感じ。綺麗でとても良かった。
お米のプリン 栗のソルベ 赤ピーマンとアーモンドのコルネ
最後に、記念日のケーキ(ロウソクを消して切ってもらったもの)と、小菓子、紅茶(自分はコーヒー飲みましたが)が運ばれてきて終了です。
栗のケーキ 小菓子 紅茶
最後に
味だけでなく、食感にもすごくこだわっていて、最後まで楽しませることを忘れないおもてなし。
日本のフレンチが好きな理由ですね。
ワインの感想がいまいちかもしれないですが、素人の感想としては料理に寄り添ったワインを出していただけたのかなと思います。
お値打ちなコースもあったので、良かったら訪れてみてください!
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